2026年春の解散発表直後、ファンネームである「hyphen(ハイフン)」がSNS上に寄せた声は、深い悲嘆と戸惑いに満ちていました。とりわけ発表当初、「3月31日付の契約満了による即時解散」というアナウンスに対しては、「結成から25年近く応援してきたのに、解散ライブもないまま終わるのか」「ファンへの別れの場が用意されないのはあんまりだ」といった痛切なハイフンのネットの反応がタイムラインを埋め尽くしました。
しかし、メンバーと制作陣は水面下でファンとの直接の邂逅を諦めていませんでした。2026年秋、解散後の特別企画として開催されたラストステージ「Break the KAT-TUN」(2026年11月8日@ZOZOマリンスタジアム)の開催が告知されると、ファンの熱狂は最高潮に達しました。悪天候や様々な制約を吹き飛ばすかのように繰り広げられたスタジアム公演では、炎と特効が夜空を焦がし、かつてのギラギラとした攻撃的なKAT-TUNの姿が完全再現されました。
この公演に際しては、元メンバーである赤西仁が自身のSNSを通じてエールとも受け取れる発信を行い、往年のファンを涙させました。ネット上では「最後まで泥臭く、尖り続けた最高のグループ」「解散という現実を受け入れるための最高の儀式をくれた」といった賛辞が溢れ、形式的な美談に収まらない、KAT-TUNらしい濃密なフィナーレとして歴史に刻まれました。