200系クラウンは2010年2月を境に「前期型」と「後期型」に分かれます。見た目のデザインだけでなく、メカニズムの熟成度にも明確な違いが存在します。
外観では、フロントグリルやバンパー形状、テールランプの発光パターンが変更され、後期型はより洗練された精悍な顔つきへと進化しました。インテリアにおいても木目調パネルの質感向上やメーターデザインの刷新が図られています。
実用面で最大の違いとなるのがHDDナビゲーションシステムの仕様変更です。後期型ではナビの処理速度が向上し、USB接続への対応など現代のデバイスとの親和性が高められました。さらに、前期型で報告されていた各種センサー類の細かなバグや足回りのセッティングが見直されているため、トラブルの発生率を少しでも下げたいなら後期型を選ぶのが賢明な選択といえます。ただし後期型は中古相場が高めに推移しているため、予算とコンディションのバランスを見極めることが肝要です。