二郎系店舗への初訪問において、最大の落とし穴となるのが麺の絶対量です。「ラーメン荘歴史を刻め 麺量グラム数」の基本設定は、一般的なラーメン店の常識を根底から覆します。標準的な街の中華そばやチェーン店の麺量は、茹で前で130g〜150g程度ですが、「歴史を刻め」の並ラーメンはデフォルトで茹で前300gに設定されています。水分を吸って茹で上がった後の重量は実に約500g〜600gに達し、ここに大量のモヤシ・キャベツ(ヤサイ)と巨大な煮豚(ブタ)、背脂が加わります。
この圧倒的な物量を把握せずに「せっかく並んだのだから大盛りを」「普通でいいです」と注文してしまうことこそが、初心者が撃沈する最大の要因です。胃袋への物理的な負荷に加え、店内特有のテンポの良さや周囲が黙々と食べ進める環境による「早く食べなければならない」という焦燥感が、満腹中枢を急激に刺激します。
店側も無謀な挑戦による食品ロスを望んでいるわけではありません。「ラーメン荘歴史を刻め 初心者ルール」として必ず覚えておきたいのが、食券をカウンターへ提示する段階でのサイズ調整です。券売機付近やカウンター上に用意された洗濯バサミ(店舗によって色指定あり:白で200g少なめ、青で150g半分など)を食券に挟むか、店員から「食券を見せてください」と声をかけられた際に「麺少なめ」「麺半分」とはっきり申告することが、安全に完食して至福の満足感を得るための鉄則です。