「eの上に点」と一口に言っても、線の向きや点の形状によって言語的な役割が異なる。自分が探している記号がどれに該当するのかを把握しておくと、入力ミスを防ぐことができる。
代表的な記号の種類と名称は以下の通りだ。
・é(アキュート・アクセント / フランス語:アクサン・テギュ)
右上がりの斜め線が付いた文字。「eの上にチョン」「eの上に斜め線」と呼ばれるものの多くがこれだ。「Pokémon」「Café」「Céline」など、日常で見かける頻度が最も高い。
・è(グレイヴ・アクセント / フランス語:アクサン・グラーヴ)
左上がりの斜め線が付いた文字。フランス語やイタリア語などで母音の音質や意味を区別するために使われる。ブランドの「Hermès(エルメス)」にもこの記号が使われている。
・ê(サーカムフレックス / フランス語:アクサン・シルコンフレックス)
山型の記号が付いた文字。「Fête」「Lancôme」などに用いられる。
・ë(トレマ / ドイツ語:ウムラウト)
「eの上に点々」が付いた文字。フランス語では「トレマ」、ドイツ語では「ウムラウト」と呼ばれる。連母音を分けて発音することを示す場合などに使われ、「Chloé(クロエ)」や「Citroën(シトロエン)」の表記で有名だ。