SNSやグルメサイトでは「写真映え抜群」「海外のような非日常感」と絶賛されるテラス席ですが、現場を取材すると理想と現実のギャップに悩む利用者の声も少なくありません。主要なWeb掲示板や知恵袋、レビューサイトに寄せられた生の声から、代表的な3大失敗パターンを浮き彫りにします。
現場取材で最も多く報告されているのが、「悪天候時の店内振り替え不可トラブル」です。ネット予約時に「テラス席確約」を選んでいたものの、当日の急な強風や豪雨によりテラス利用が危険と判断された際、店内席がすでに満席で案内されず、泣く泣くキャンセル扱いになったというケースです。都内人気カフェのマネージャーは次のように証言しています。
「春先や秋口の週末はテラス席の争奪戦になりますが、急な雨が降った場合、店内のお客様にお席をお譲りいただくわけにはいきません。Web予約の備考欄に『雨天時は店内席への振替を保証できかねます』と明記していても、現地で強いクレームになることが少なくないのが実情です。」
また、「自然環境ならではの快適性の低下」も見逃せません。海沿いやリバーサイドでは潮風や強風によって「ペーパーナプキンや料理のトッピングが飛ばされる」「温かいパスタやコーヒーが数分で冷める」といった物理的な問題が発生します。さらに、夏場の蚊やハエなどの虫問題、直射日光による日焼け、幹線道路沿いテラス特有の排気ガスや騒音など、写真だけでは判断できない環境要因が滞在満足度を大きく左右しています。