築古マンションをフルスケルトンリノベーションする際、想定外の追加費用として浮上するのが「GLボンドの撤去費用」です。
石膏ボード自体は簡単に解体・撤去できますが、コンクリート躯体にがっちりと焼き付くように固着したGLボンドは手作業では剥がれません。電動ピックやサンダーを用いて1箇所ずつ削り落とす「ハツリ作業」が必要となり、激しい打撃騒音と大量の石膏粉塵が発生します。
専有面積70平米クラスのマンションにおいて、外周部や戸境壁のGLボンドを完全に撤去して平滑なコンクリート面に戻す場合、数十万円単位の追加工事費が発生することも珍しくありません。予算を抑えるためには、ボンドを完全に除去せず、その上からLGS下地を組んでふかす設計プランを採用するなど、施工会社との綿密なすり合わせが不可欠です。