Q1:足の小指にヒビが入っていても普通に歩けることはありますか?
A1:十分にあり得ます。足の親指は歩行時に全体重の約60%を支えるため骨折すると歩行困難になりますが、小指にかかる荷重割合は小さいため、かかとや足の内側に体重を逃がせば歩行できてしまいます。「歩けるから骨折ではない」という判断は極めて危険であり、歩行可能であっても骨折している事例は臨床現場で日常的に確認されています。
Q2:小指の骨折はギプスで固められないと聞きましたが、病院に行く意味はありますか?
A2:受診する意味は極めて大きいです。足指骨折の治療はギプスではなく、副木(シーネ)やテーピングを用いた固定、および荷重をコントロールする専用サンダル(免荷装具)の処方が中心となります。レントゲンで骨のズレ(転位)や関節面への浸及がないかを確認し、適切な整復と固定を行わなければ、曲がったまま骨が固まる「変形治癒」を起こし、一生涯にわたって靴との摩擦痛に悩まされる恐れがあります。
Q3:痛風は足の親指だけでなく小指にも出ますか?
A3:発症します。痛風発作の約7割は足の親指の付け根(第1中足趾節関節)に発生しますが、足の小指の付け根、足首、アキレス腱、足の甲などにも好発します。特に高尿酸血症を長期間放置している方や、過去に親指で痛風を経験したことがある方は、小指の関節に尿酸結晶が沈着して急性関節炎を起こすリスクが十分に考えられます。
Q4:内反小趾による小指の痛みを自分で緩和する方法はありますか?
A4:靴の見直しと足指のエクササイズが有効です。靴は「つま先に1.0〜1.5cm程度の捨て寸(余裕)があり、かかとと甲が靴紐でしっかりホールドされるもの」を選びます。足指が靴の中で前滑りするのを防ぐことが最重要です。また、足の指でグー・チョキ・パーを作る「足指じゃんけん」や、足裏の筋肉を刺激するタオルギャザリング体操を行い、崩れてしまった足底横アーチを再構築することが痛みの軽減につながります。