この無国籍なヴィジュアルと高い身体能力は、早い段階から海外クリエイターの視線を惹きつけてきた。クエンティン・タランティーノ監督に見出された『キル・ビル Vol.1』でのクレイジー88の構成員役や、インドネシア・日本合作のバイオレンスアクション『KILLERS/キラーズ』での主演など、国境を越えたプロジェクトへの参画は枚挙にいとまがない。
近年ではNetflixやAmazon Prime Videoといったグローバル配信プラットフォームの普及により、北村の出演作は世界中のオーディエンスへダイレクトに届いている。アジア系か白人系かというステレオタイプな枠組みを軽々と飛び越えるその存在感は、多国籍なキャストが交錯する現代の映像シーンにおいて、唯一無二の武器として機能している。