日本のロック史を語るうえで欠かせない3大巨頭は、それぞれ全く異なるアプローチでギターという楽器の可能性を拡張してきました。
まず、ランキング1位に君臨するCharの真骨頂は、洗練されたコードボイシングとグルーヴ感に満ちたCharプレイスタイルにあります。ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンの影響を昇華し、ファンク、ブルース、ロックを融合させたしなやかなカッティングとチョーキングは、後進のプロギタリストたちにとって今なお究極の教科書です。
2位の松本孝弘は、B'zのコンポーザーとして数々のメガヒットを生み出しつつ、アジア人ギタリストとして初となるギブソン・レスポールのシグネチャーモデルを授与された名手。その神髄は、完璧なピッキングコントロール、伸びやかなビブラート、東洋的な哀愁を帯びたペンタトニックの歌わせ方にあります。国内外のスタジオミュージシャンが口を揃えて賞賛する松本孝弘ギターテクニックは、寸分の狂いもない正確さと人間味あふれるエモーションを高次元で両立させています。
3位の布袋寅泰は、BOØWY時代に確立した鋭角的なカッティングと空間系エフェクトを駆使したアレンジで日本のビートロックを創出。映画『キル・ビル』のメインテーマをはじめ、布袋寅泰海外の評価は非常に高く、英ロンドンを拠点とした精力的なワールドツアーやローリング・ストーンズとの共演など、国境を越えたリフマスターとして不動の地位を築いています。