プロ直伝!イカの刺身の盛り付けが劇的に変わる料亭風飾り包丁の裏ワザ

プロ直伝!イカの刺身の盛り付けが劇的に変わる料亭風飾り包丁の裏ワザ

プロ直伝!イカの刺身の盛り付けが劇的に変わる料亭風飾り包丁の裏ワザに関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

特別な道具がなくても、包丁の使い方と手順を少し変えるだけで、自宅で簡単にお刺身の盛り付けが映えるプロの技を実践できます。代表的な3つの技法について、具体的なステップを解説します。

1. スルメイカの魅力を引き出す「鹿の子(かのこ)造り」

鹿の背中にある斑点模様に似ていることから名付けられたスルメイカの刺身の鹿の子造りは、繊維の強いスルメイカに最適な飾り包丁です。皮を引いたイカの胴体の表面(皮側)に対し、包丁を斜め45度に寝かせ、深さ半分程度まで2〜3mm幅の細かい切れ目を格子状に入れます。その後、一口大の短冊状に切り落とすことで、断面がふわりと開き、醤油をたっぷり抱え込む絶妙な口当たりが完成します。

2. 彩りと立体感を生み出す「イカの鳴門巻き」

イカの刺身の鳴門巻きの作り方は、色のコントラストを生かした華やかなテクニックです。薄く削ぎ切りにしたヤリイカやアオリイカの上に、水気をしっかり拭き取った大葉や板海苔を敷き詰めます。端から隙間ができないようきつく巻き寿司のように巻き上げ、ラップで包んで冷蔵庫で10分ほど休ませて形を安定させます。その後、1.5cm幅の輪切りにして切り口を上に向けて立てて盛り付けると、白と緑(または黒)の美しい渦巻き模様が視覚のアクセントになります。

3. イカそうめんを綺麗に見せる「天盛り」と「流線型」

イカそうめんの盛り付けを綺麗に見せる方法の鍵は、「繊維に沿って縦に細く切ること」と「立体的な高さを出すこと」です。イカの胴体を縦半分に割り、縦方向(頭から足に向かう方向)に1〜2mm幅の極細に切り揃えます。盛り付ける際は、平らに広げるのではなく、指先や菜箸でふんわりと空気を含ませるようにまとめ、器の中央に「富士山型」に高く盛り上げます。てっぺんに刻み大葉やウニ、おろし生姜をちょこんと乗せる(天盛り)ことで、一気に洗練された表情になります。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。