筆者が現地での聞き取り調査やSNS・レビュー解析を実施したところ、訪問者のリアルな体験から浮かび上がる魅力と、現場ならではの注意点が見えてきました。
まず、訪問者の圧倒的多数が絶賛するのが、駐車場に併設された売店で提供されている名物「亀老山 藻塩アイス」です。伯方の塩を使用した特製の藻塩バニラアイスは、濃厚な甘みの中にピリッとしたミネラルの塩気が際立ち、「登坂の疲れが一気に吹き飛ぶ」「絶景を眺めながら食べる塩アイスは人生最高のスイーツ」といった口コミが多数寄せられています。営業時間は夕方(概ね16時〜17時前後、季節変動あり)までとなっているため、夕景待ちの早い時間帯に立ち寄るのが通の楽しみ方です。
一方で、亀老山展望台での車中泊や夜間利用に関しては、慎重な声も目立ちます。現地には24時間利用可能な公衆トイレと自動販売機が備わっているものの、夜間は周囲に民家がなく、展望デッキへ向かう通路は安全確保のための最低限のフットライトのみとなります。愛媛県内のドライブ愛好家からは、「夜間の風が非常に強く、冬季は体感温度が氷点下近くまで下がる」「照明が少ないため懐中電灯を持参しないと危険」といった体験談が寄せられています。車中泊スポットとしての過度な期待は避け、静かに夜景を鑑賞した後は麓の宿泊施設や道の駅等へ移動するスケジュールが賢明です。
また、大島内での周遊ルートとしては、麓の「道の駅 よしうみいきいき館」での七輪海鮮バーベキューや急流観潮船の体験と組み合わせる旅程が定番となっており、今治市大島の観光拠点として一日を通して楽しむプランが確立されています。