ネット上の育児情報やSNSでは「子供服はすぐ着られなくなるから大きめを買うのが賢い」という言説が一般化していますが、これはすべてのアイテムに当てはまるわけではありません。プロの視点から見ると、大きめサイズを選ぶことが明確にデメリットや危険につながるアイテムが存在します。
安全面と身体発達の観点から、以下のアイテムは「原則ジャストサイズ」を選ぶ必要があります。
- 肌着・インナー類:サイズが大きいと肌に密着せず、吸汗性や保温性が著しく低下します。また、首元や袖口からインナーがはみ出してしまい、アウターの着崩れの原因になります。
- パジャマ:裾を踏んで階段や廊下で転倒する事故が多発しています。裾にリブが付いているタイプを除き、丈の余る大きめパジャマは睡眠中の寝返りを妨げる要因にもなります。
- 水着・ラッシュガード:水に入ると生地が伸びて水を含むため、大きめサイズを着せると胸元がめくれたり、水中で脱げて溺水リスクを高めたりする重大な事故に直結します。
- スキニーパンツ・レギンス:裾を折って着用すると足首周りに厚みが出て靴が履きにくくなり、裾の折り返しに足の指を引っ掛けて転倒するリスクが生じます。
逆に、ワンサイズ大きめ(1サイズアップ)を選んでも問題が少ないのは、「アウター(コート・ジャンパー)」「羽織りもの(カーディガン)」「袖口にリブのあるトレーナー」です。これらは中に着込むことを想定した作りになっており、袖口にゴムやリブがあれば手首で止まるため日常動作を妨げません。