留学生募集の案内やパンフレットだけでは見えてこない「現場の空気感」について、卒業生の手記や在校生からの聞き取り調査を実施しました。
肯定的な意見として目立つのは、教員陣による親身な生活指導と進路サポートです。「初めての日本生活で右も左も分からない中、区役所での住民登録や銀行口座の開設、携帯電話の契約まで手伝ってもらえた」「志望大学の過去問分析や面接の模擬練習を何度も夜遅くまで付き合ってくれた」といった、人間味あふれるケアを評価する声が多く寄せられています。
一方で、率直な不満として挙げられるのは「出席率に対するチェックの厳格さ」です。「体調不良でも連絡が遅れると厳重注意を受ける」「宿題の量が想像以上に多く、アルバイトとの両立に慣れるまで最初の3ヶ月は苦労した」という声があります。これは、適正な留学生活を送り進学実績を出すための教育方針ですが、手軽な就労目的で来日した層にとってはプレッシャーに感じられるケースがあることを示しています。