遺伝的体質に起因するワキガ(医学名:腋臭症)が、年齢の経過や自力ケアによって自然に治るケースは構造上存在しない。日本皮膚科学会の見解においても明確に示されている通り、あの独特なニオイの発生源は皮膚の下に存在するアポクリン汗腺だ。
アポクリン汗腺から出る汗そのものはほぼ無臭だが、皮膚表面の常在菌と混ざり合って分解されることで強いニオイへと変化する。この汗腺の数や発達の程度は遺伝によって先天的に決まっており、成長とともに自然消失することはない。厚生労働省が認可する医療機関で適切なアプローチを行わない限り、腺そのものが体外へ消えてなくなる現象は起きないのだ。