Q1:冷えると足先がズキズキ痛むのは何が原因ですか?
A1:寒さによって交感神経が興奮し、末梢血管が急激に縮まることで血流障害(局所虚血)が起きていることが主な原因です。ただし、拍動性の激しい痛みやジンジンする痺れを伴う場合は、閉塞性動脈硬化症や腰椎疾患による坐骨神経痛、糖尿病性末梢神経障害などの基礎疾患が存在する可能性が高いため、鑑別診断が必要です。
Q2:足の冷えと痛みを感じたら、まず何科を受診すればいいですか?
A2:症状の現れ方によって選定します。歩行時にふくらはぎが痛む、足先の色が悪い、足の脈が触れない場合は「血管外科」または「循環器内科」を受診してください。腰痛を伴う、お尻から太ももにかけて電気が走るように痛む、関節が痛む場合は「整形外科」が適しています。判断がつかない場合は、総合内科やかかりつけ医に相談し、適切な専門科へ紹介状を書いてもらうのが確実です。
Q3:坐骨神経痛が冷えで悪化するのはなぜですか?
A3:寒冷刺激によって腰や殿部周辺の筋肉が硬直すると、神経を圧迫する物理的ストレスが増大します。さらに、神経周囲を取り巻く毛細血管の血流が低下して酸素不足に陥るため、痛みの受容器が異常興奮を起こし、痛覚過敏状態になるためです。
Q4:ふくらはぎが冷えて痛いとき、マッサージをしても大丈夫ですか?
A4:一般的な筋肉疲労や軽度の冷えであれば、足首から膝裏に向かって優しくさするマッサージは効果的です。しかし、下肢静脈瘤で血管がボコボコと浮き出ている場合や、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群など)の疑いがある場合は、血栓が血流に乗って肺へ飛ぶリスクがあるため、強い揉みほぐしは絶対に避けてください。