毎日の食卓でおなじみの「健康食」も、処方されている降圧薬の種類によっては警戒が必要になる。
例えば、ACE阻害薬やARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)、あるいはカリウム保持性利尿薬を服用している場合、体内にカリウムが溜まりやすくなる。この状態でバナナやアボカド、ドライフルーツ、あるいはカリウムが豊富な生野菜ジュースを過剰に摂ると、高カリウム血症を引き起こし、不整脈や胸の苦しみを招く恐れがあるのだ。また、血液をサラサラにする抗凝固薬を併用している患者にとっては、ビタミンKを多く含む納豆や青汁、クロレラが薬効を打ち消してしまう著名な例もある。