『日本統一』の骨格を成すのは、神戸を本拠地に全国制覇を目指す日本最大の任侠組織「侠和会」です。物語の進展に伴い執行部や傘下組織の顔ぶれは変化していますが、不動のツートップと最高幹部の関係性を押さえることで、複雑な群像劇が格段にわかりやすくなります。
氷室蓮司(演:本宮泰風)は、冷静沈着な頭脳と圧倒的な決断力で組織を導く侠和会の頭脳であり若頭です。一方、その義兄弟である田村悠人(演:山口祥行)は、直情径行で圧倒的な武闘派として本部長(のちに若頭補佐など)を務め、氷室の策を現場で強烈に実行に移します。この「動と静」「知と武」の対比がシリーズ最大の推進力です。
そして組織の頂点に君臨するのが、三代目侠和会会長の川谷雄一(演:小沢仁志)です。普段は豪快でおどけながらも、いざとなれば凄まじい威圧感と度量で全体を統率する圧倒的リーダー像を確立しています。さらに、山崎組組長代行や幹部として二人を支える中島勇気(舘昌美)、斎藤浩樹(勝矢)、川上章介(中澤達也)、石沢勇将(本田広登)、山村義孝(川﨑健太)といった実力派メンバーが、鉄壁の脇を固めています。