軽井沢銀座通り散策の醍醐味といえば、歴史ある名店の味を片手に楽しむ旧軽井沢銀座通り食べ歩きです。通りに漂う香ばしいパンの香りや、焼きたてのソーセージの煙に誘われ、多くの観光客が足を止めます。
その筆頭格が、1951年創業の老舗軽井沢銀座通りフランスベーカリーです。かつて旧軽井沢に長期滞在していたジョン・レノンが毎朝のように自転車で訪れ、バゲットを買い求めていたエピソードはあまりに有名です。外皮はパリッと香ばしく、中はもっちりとした弾力を持つ「フランスパン(バゲット)」はもちろん、素朴な甘みが口いっぱいに広がる「塩クロワッサン」や「チーズブレッド」も不動の人気を誇ります。店頭には当時のジョンの写真やイラストが飾られ、昭和から続く避暑地文化の息吹を今に伝えています。
スイーツ系では、1952年創業の「ミカド珈琲 軽井沢旧道店」が提供する「モカソフト」が外せません。深いコクとほろ苦いコーヒーの風味が絶妙で、甘さ控えめな大人の味わいが支持されています。テイクアウトだけでなく、2階の喫茶スペースで名物のプルーン添えソフトをゆっくり味わうのも一興です。
一方、観光客が必ず立ち寄る旧軽井沢銀座通りお土産ランキングの最上位に君臨するのが、沢屋旧軽井沢店ジャムです。1952年に青果店として創業した沢屋のこだわりは、「旬の国産生果実」と「北海道産ビートグラニュー糖」のみを使用し、無添加・低糖度(約40度)で仕上げる製法にあります。定番の「ストロベリージャム」は、粒の形をそのまま残したプレザーブスタイルで果実感が際立ちます。近年は「紅玉りんごジャム」や「ルバーブジャム」に加え、パンに塗ってトーストするペースト系スプレッドも高い評価を得ています。
お土産選びで失敗しないためのもう一つの鉄板は、ドイツの伝統製法を守る「腸詰屋」のフランクフルトや生ハム、そしてプリンジャムで話題を呼んだ「セルフィユ軽井沢」の瓶詰めディップ類です。味のクオリティはもちろん、パッケージの洗練度も高く、贈答用としても重宝されています。