ネット上の口コミやSNS投稿では、「麓の天気が晴れているから峠も問題なく走れる」「カーナビが306号線を案内したから通行できるはず」といった誤った判断に基づくトラブル報告が後を絶ちません。山岳道路特有の気象ギャップには細心の注意が必要です。
平野部で気温が5℃前後であっても、標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃低下します。鞍掛峠の山頂付近では氷点下に達し、目視では濡れているように見える路面が実は凍りついている「ブラックアイスバーン」状態に陥るケースが頻発しています。最新のスタッドレスタイヤ装着車であっても、下り勾配のヘアピンカーブでは制動距離が大幅に伸び、制御不能に陥る重大事故が報告されています。
また、ナビアプリによっては自治体の臨時通行止め規制データが即時反映されず、現地の手前まで案内されて立ち往生する事案も散見されます。公的な道路情報板(電光掲示板)の予告を見落とさない警戒体制が求められます。