ポンズの命を奪った決定的な要因は、閉ざされた自然環境国家・NGL(ネオ・グリーン・ライフ)で発生した未知の外来種・キメラ=アントの驚異的な進化スピードを完全に見誤っていた点にあります。ポンズは幻獣ハンターとなったポックルの調査隊に同行し、巨大生物の生態を探るべくNGLへと足を踏み入れました。
しかし、そこで待ち受けていたのは知性と殺傷能力を兼ね備えた異形の生物たちでした。同行していた仲間が瞬く間に惨殺され、ポックルが捕獲される中、ポンズはポックルの指示により命からがら戦線離脱を図ります。彼女は自身の操る蜂に「最も強いオーラを持つ者」へ危機を知らせる伝言を託し、外部へ助けを求めようと必死に森を駆け抜けました。
そんな彼女の前に突如として現れたのが、銃器を手にした名前も持たないキメラ=アントの兵隊蟻でした。威嚇や交渉の余地すらなく、背後から頭部を無情に撃ち抜かれ、倒れ伏した遺体はその場で蟻によって貪り食われるという、救いのない最期を迎えます。皮肉にも彼女が放った蜂のメッセージは、後にNGLへ到着したキルアの元へ届くこととなり、ゴンたちに事態の異常性を伝える決定打となりました。