なんばパークスの屋上庭園「パークスガーデン」は、2階から9階まで緩やかなスロープと階段で連続する立体都市庭園です。敷地面積約11,500平方メートル、約500種10万株の植物が植栽されたこの空間は、世界的建築家ジョン・ジャーディ氏がグランドキャニオンの造形美をモチーフに設計したことで知られています。
一般的なビルの屋上展望台とは異なり、階層ごとに巧みに配置された植栽や小道が「適度な死角(パーソナルスペース)」を作り出します。心理学で提唱される「プロスペクト・レフュージ理論(見通しが良く、かつ身を隠せる安全な場所を好む人間の本能)」に合致した設計となっており、他者の視線を過度に気にせず二人の会話に没頭できる構造が、自然とカップルを惹きつける大きな要因となっています。