グリーン・トランスフォーメーション(GX)を巡る動きも急速だ。ベトナム政府が掲げる2050年ネットゼロ目標に対し、日本政府および日本企業は技術と資金の両面で深くコミットしている。
メコンデルタ地方で進む洋上風力発電プロジェクトや、既存の火力発電所をアンモニア混焼へと転換する実証実験。これらはすべて、アジア全体の脱炭素化を促すモデルケースとして世界中から注目を浴びる。資金援助にとどまらず、日本が誇る高い省エネ技術と現地のアジリティ(俊敏性)を組み合わせるアプローチだ。環境規制の高まりをリスクではなく、新たな巨大市場の創出へと変える試みが着々と成果を結びつつある。