検索エンジンやSNSの検索窓に店舗名を入力すると、サジェストに浮上する「出会えない」という不穏なワード。現地調査と数十件に及ぶ利用者ヒアリングを行うと、この悪評には明確な構造的要因が存在することが判明しました。
ネット上の掲示板やレビューで散見される不満は、主に次の3点に集約されます。
- 「会話が弾まず、スマホばかり見ている女性に当たった」(20代後半・男性会社員の手記より)
- 「相席するまでに1時間以上待たされ、男性同士でただ高いお酒を飲んだ」(30代前半・IT系勤務)
- 「いわゆる『飯モク(食事目的)』で、満腹になったらすぐ席を立たれた」(30代男性)
これらのネガティブな口コミの背景には、利用者の期待値と現場のインセンティブ設計のズレがあります。オリエンタルラウンジはマッチングアプリのような「事前のプロファイル合意」がなく、完全な対面即興型です。そのため、男性側が事前の会話準備や相席相手への気配りを怠ると、女性側は心理的防衛として警戒態勢に入ってしまいます。また、後述するオリエンタルラウンジ女性無料の仕組みにより、食事やドリンクを純粋に楽しむ目的で来店する層が一定数混ざるのも事実です。
一方で、高評価を下している層の意見に耳を傾けると、全く異なる景色が見えてきます。「週末のピーク時をあえて外し、木曜21時台に訪れると落ち着いたOLとじっくり話せた」「相席チェンジを気兼ねなく依頼したことで、3組目に気の合うグループと出会い連絡先を交換できた」といった声が目立ちます。つまり、「出会えない」のではなく、「戦略を持たずに無防備な状態で突入すると撃沈するリスクが高い」というのが、オリエンタルラウンジ新宿の口コミ・評判における真実の姿です。