日本の食卓で半世紀近く愛され続ける永谷園の「あさげ」シリーズ。売り場で隣り合って並ぶパッケージを見ながら、「具体的に何が違うのか」と立ち止まった経験を持つ読者も多いのではないでしょうか。この永谷園あさげゆうげ違いの核心は、使用されている味噌のブレンド比率と味覚設計にあります。
1974年に誕生した「あさげ」は、2種類の米みそを合わせた「合わせみそ」仕立てです。すっきりとしたキレと穏やかな甘みが同居し、朝起きたばかりの身体が無理なく受け入れられる軽快なバランスを追求しています。対して「ゆうげ」は、芳醇な香りとコクが際立つ「白みそ」中心の設計となっており、一日の疲労を癒やすような、まろやかで奥深い余韻が残る舌触りに調整されています。
なお、同シリーズには豆みそ(赤だし)を100%使用した「ひるげ」もラインナップされています。昼の活動時に塩分と濃厚な旨味を補給する「ひるげ」、朝の覚醒を促す「あさげ」、夜の安らぎを与える「ゆうげ」という、生体リズムに合わせた緻密な味覚設計こそが、半世紀にわたりトップシェアを守り続けるロングセラーの真髄です。