「きゃりーぱみゅぱみゅ」という唯一無二のネーミングには、実はさらに長い正式名称(公式設定)が存在します。それが「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」です。
この長大な名前が生まれた背景には、高校時代の友人関係と彼女特有のユーモア感覚が存在します。当時のインタビューや手記によると、高校時代に金髪のウィッグを被って登校・遊び歩いていたところ、友人たちから「外国人みたいだから」という理由で「きゃりー(Carrie)」と呼ばれるようになったのがすべての始まりでした。
しかし、本人は「きゃりー」という単語だけではどこか物足りなさを感じていました。そこで、当時好きだったお笑い芸人(サバンナ・八木真澄の一発ギャグなど)のコミカルな響きや、声に出したときの破裂音の可愛らしさを気に入り、響き重視で「ぱみゅぱみゅ」を付け足したと語られています。
さらに、メジャーデビューにあたって「海外の貴族やアニメキャラクターのような大仰な設定を作ろう」という遊び心から、冠として「きゃろらいんちゃろんぷろっぷ」が付与され、現在の正式名称が完成しました。単なる思いつきに見せかけつつ、一度聞いたら忘れられない強力なフックを持つセルフブランディングの傑作と言えます。