インターネット上で「ビューティーアート専門学校 やばい」と検索される背景を探ると、教育内容の破綻ではなく、学校方針と学生のメンタリティの間にある深刻なギャップが浮かび上がってきます。
運営母体である学校法人三幸学園は、全国で医療・保育・スポーツ・美容分野の専門学校を幅広く展開する巨大グループです。同グループの教育理念の根底には「社会人としての即戦力化」があり、遅刻・欠席への厳格なペナルティ、挨拶・言葉遣いの徹底、定期的なスーツ登校日(ビジネスマナー指導)がカリキュラムに組み込まれています。SNSや知恵袋などの口コミを分析すると、自由な校風を夢見て入学した学生が「校則が高校並みに厳しい」「体育会系のノリについていけない」と不満を漏らすケースが散見されます。
さらに、三幸フェスティバル(体育祭)やビューティーショーといった大規模イベントに対する熱量の高さも評価を二分する要因です。クラス全員で団結して作品を創り上げる環境を「最高の青春」と評価する層がいる半面、「放課後練習の拘束が長すぎる」「協調性を強制される空気が肌に合わない」と感じる学生も存在します。つまり、「やばい」という評判の正体は、業界標準の厳しい規律をあらかじめ叩き込む指導方針に対するカルチャーショックに他なりません。