本取材班では、最新のIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)対応フラッグシップ機から、実売1万円前後のIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6 / Wi-Fi 6E)高コスパ機まで、実際の居住空間を用いて実効速度(Mbps)の計測テストを実施した。
1Gbps光回線環境下における、ルーター設置場所(リビング)から離れた地点での実測データは以下の通りだ。
・マンション(3LDK / 鉄筋コンクリート造 / 最遠地点:寝室の扉締め切り時)
・Wi-Fi 7 ハイエンド機(バッファロー/TP-Link等):下り 680Mbps / 上り 590Mbps
・Wi-Fi 6E ミドルクラス(NECプラットフォームズ等):下り 420Mbps / 上り 380Mbps
・Wi-Fi 6 エントリー機(各社エントリーモデル):下り 160Mbps / 上り 120Mbps
・戸建て住宅(3階建て / 木造 / ルーター1階設置・3階角部屋での測定)
・Wi-Fi 7 フラッグシップ単体:下り 310Mbps / 上り 260Mbps
・Wi-Fi 6 対応メッシュ構成(2台配置):下り 490Mbps / 上り 450Mbps
・Wi-Fi 6 エントリー単体:下り 45Mbps / 上り 30Mbps(通信途切れ多発)
ワンルームや2LDK程度であればWi-Fi 6 / 6Eのミドル機でも十分に実用速度を維持できるが、3LDK以上の鉄筋マンションや3階建て戸建ての場合、障害物に強いWi-Fi 7対応機か、後述するメッシュシステムの導入が必須となる結果が浮き彫りとなった。