この地に足を踏み入れたスノーボーダーなら、誰しも一度はその迫力に息をのむ構造物がある。世界基準のサイズを誇る巨大なハーフパイプ「スーパーパイプ」だ。全長約180メートル、高さ約6メートルという圧巻のスケールは、国内のゲレンデでも極めて希少な存在であり、トップアスリートたちが技を磨く聖地として知られている。
北京オリンピック金メダリストの平野歩夢をはじめ、世界で活躍する最高峰のライダーたちがかつてこのパイプで空中高く舞い上がり、激しいセッションを繰り広げた。全日本スキー連盟(SAJ)公認の大会や国内最高峰の各種コンペティションが開催されることでも知られ、本格的なハーフパイプに挑む本格派から、その妙技を間近で見上げながら滑り降りる一般滑走者まで、あらゆる層に強烈なインスピレーションを与え続けている。