入退院支援加算は、医療機関の病床規模や配置基準、連携体制に応じて複数の区分に分かれています。主たる点数体系と要件の基本構造は以下の通りです。
■ 主な加算区分と点数の目安
・入退院支援加算1(一般病棟等):約600点〜700点前後(病棟への専属職員配置、地域連携室への専任スタッフ配置、高い在宅復帰率などが求められる手厚い区分)
・入退院支援加算2(一般病棟等):約190点〜200点前後(専任スタッフの配置を中心に標準的な支援体制を評価する区分)
・入退院支援加算3(療養病棟・小児等):病態や病棟特性に応じた個別設定
さらに、入院前に入院生活オリエンテーションや退院後の生活リスクを評価する「入院時支援加算」や、地域の介護支援専門員(ケアマネジャー)と対面またはリアルタイム通信で情報共有を行う「連携強化加算」などを重層的に積み上げることで、医療機関としての収益基盤と質の高いケア移行を両立させる構造になっています。