都内の名門女子校を語る際、同じカトリック系の聖心女子学院や白百合学園としばしば比較対象となる。いずれも伝統ある名門校として知られるが、教育のアプローチには興味深い違いが見られる。
聖心女子学院や白百合学園が、カトリック伝統の厳格なマナーや静謐な規律を大切にする風土を持つのに対し、プロテスタント校である東洋英和は、より自由で風通しの良いアットホームさが際立つ。礼拝を通じた心の教育を軸にしつつも、生徒の自主性が強く重んじられ、制服の着こなしや自己表現においても個性が尊重される。このしなやかさと開放感こそが、他校にはない独自の魅力となっている。