なぜ小鼻の赤みは消えない?脂漏性皮膚炎の真相と根本治療法を徹底検証

なぜ小鼻の赤みは消えない?脂漏性皮膚炎の真相と根本治療法を徹底検証

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丁寧に対策をしているはずなのに赤みが一向に引かない場合、その多くは小鼻の赤み原因を取り違えたまま、肌に合わないケアを繰り返している点にあります。取材に応じた皮膚科専門医は、「小鼻は顔の中で最も皮脂腺の密度が高く、凹凸があるため摩擦を受けやすい特異な部位。そこに『毛穴の黒ずみを取ろう』『皮脂を根こそぎ落とそう』と過度な刺激を与えることで、自ら赤みを固定化させている患者が非常に多い」と警鐘を鳴らします。

皮膚が刺激を受けると、生体防御反応として血流を増やそうと毛細血管が拡張します。さらに角層が削られてバリア機能が低下すると、外部からのわずかな刺激にも過敏に反応するようになり、慢性的な炎症状態へ移行します。毛穴パックを剥がした後の爽快感や、スクラブ洗顔後のつるつるした感触の裏で、小鼻の毛細血管は悲鳴を上げて拡張し続けているのが現実です。

また、過剰な洗顔によって肌本来の水分保持能力が失われると、肌は防衛本能からかえって過剰な皮脂を分泌します。分泌された皮脂が酸化して遊離脂肪酸へ変化し、それがさらなる炎症を引き起こすという「インナードライによる炎症スパイラル」に陥っているケースが目立ちます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。