ネット上の一部では「ファンシーキャラクターがおしりの穴を露出しているのは下品ではないか」「子どもに見せて大丈夫なのか」といった素朴な疑問や議論が散見されることがあります。しかし、サンリオが徹底しているブランドコントロールと美学を精査すると、この懸念は杞憂であることが明白になります。
サンリオのデザインチームは、この「*」マークを肉感的なリアリズムとして描いているのではなく、あくまで幾何学的な記号(アスタリスク)として落とし込んでいます。もしも陰影をつけたり過剰に生々しい着色を施したりすれば、途端に俗悪な下ネタへと転落してしまいます。線の太さ、配置される角度、周囲のふっくらとした輪郭との余白バランスがミリ単位で計算されているからこそ、いやらしさを完全に漂白した「ピュアな脱力感」として成立しているのです。