アカウントとの決別を考える際、最も慎重に検討すべき選択肢が「完全削除」と「利用解除(一時停止)」の差異です。両者は周囲への見え方やデータの取り扱いにおいて明確に異なります。
「一時停止」を選択した場合、プロフィールや過去の投稿、いいね、コメントは一時的に非表示化されますが、いつでも再ログインするだけで以前と寸分違わぬ状態に復元できます。一方で「完全削除」を実行すると、30日の猶予期間を経て全データが恒久的にサーバーから消去され、二度と同じ状態には戻せません。
削除を実行した際、相手側の画面で起きる具体的な挙動は次の通りです。
【フォロワー一覧や検索画面】
相手のフォロワーリストから自身の名前が消え、ユーザー検索を行ってもヒットしなくなります。プロフィールのURLを直接開いても「ページが利用できません」と表示されます。
【DM(ダイレクトメッセージ)の履歴】
すでに相手とやり取りしていたスレッド自体は相手側の受信トレイに残ります。ただし、送信者名は「Instagramユーザー」などの汎用表示に切り替わり、アイコン画像はデフォルトの無地に変化します。過去の送信テキスト自体は相手側に読まれる状態が維持されるため、消去前に把握しておくべき重要事項です。
【足跡やいいね・コメント】
相手のストーリーズに残した閲覧履歴(足跡)や、投稿につけた「いいね」「コメント」はすべて相手のアクティビティ画面から消滅します。