毎年、東京・数寄屋橋の「西銀座チャンスセンター」には、猛暑のなか日傘を差した購入者が大行列を作ります。特に高額当せんが集中すると噂される「1番窓口」には、最長で4時間から5時間待ちの列ができることも珍しくありません。
現場で取材に応じた50代の男性会社員は、「並ぶ時間そのものがイベント。汗だくになりながら仲間と吉日に1番窓口で買う行為に意味がある」と語ります。このように、売り場の熱狂と対面販売特有の儀礼性を重視する層は依然として根強く存在します。
一方で、近年の劇的な変化として見逃せないのがデジタルシフトです。宝くじ公式サイトやみずほ銀行の専用アプリを通じたオンライン購入は、24時間場所を選ばずに決済できる利便性から若年層や多忙なビジネスパーソンを中心に定着しました。
しかし、ネット購入にも特有の落とし穴が存在します。もっとも警戒すべきはサマージャンボネット購入締切のタイミングです。最終日の夜、公式サイトの購入締切は23時50分に設定されているものの、直前の23時台にはアクセス集中によるサーバー高負荷が発生し、決済画面で弾かれて購入できなかったというSNSの阿鼻叫喚が毎年観測されます。
対する対面窓口も、サマージャンボ売り場営業時間は商業施設内のブースで通常10:00〜18:30または19:00まで、駅前の独立型売り場でも20:00には営業を終了します。ネットのサーバー混雑と実店舗の早期閉店、双方のタイムリミットを前もって計算に入れておく必要があります。