独立という選択は、単なる所属の変更にとどまらなかった。岡田准一が立ち上げた「AISTON」は、従来の芸能プロダクションとは一線を画す、クリエイター起点のクリエイティブ・ハブとして機能している。企画の段階からスタントコーディネート、脚本開発までを自社で多角的に手掛けるスタイルは、国内の映像業界においても極めて異彩を放つ。
これまで枠にはまりがちだった日本映画の制作プロセスに、彼は自らの手で風穴を開けた。武術への深い造詣と圧倒的な身体能力を武器に、自らアクション設計を手掛ける姿勢は、現場のクリエイターたちにも強い刺激を与え続けている。