世間を驚かせたのは、彼女の特異なキャラクターと謎に包まれたプロフィールでした。須藤早貴の生い立ちを辿ると、北海道札幌市の閑静な住宅街にある一般家庭で育ち、高校卒業後は美容系の専門学校へと進学しています。
専門学校を卒業後、彼女は上京してモデル活動や高級クラブ、会員制デートクラブなどに登録。華やかな東京のナイトワークの世界で人脈を広げていきました。須藤早貴の実家(札幌)の知人らは「おとなしく目立たない少女だった」と口を揃えますが、上京後の彼女は派手な生活へと傾斜していったと伝えられています。
野崎氏との出会いも、そうした紹介ルートを通じてセッティングされたものでした。「遺産目当ての結婚ではないか」という周囲の冷ややかな視線に対し、須藤被告自身も法廷で「月100万円もらえるなら都合がいいと思った」と赤裸々に語るなど、金銭に対する執着と割り切った価値観を隠そうとはしませんでした。