看板が小さく、一見すると普通の民家に見えるような穴場店ほど、SNSでの熱量が高い。Googleマップの口コミには「ナビを頼りに細い路地を通り抜けると、そこには別世界が広がっていた」といった驚きの声が並ぶ。写真共有アプリのInstagramでは、ハッシュタグを追いかけて訪れるZ世代や海外からの個人旅行客の投稿が途切れない。
暗がりの中にぽつんと浮かぶ間接照明、コンクリート打ちっぱなしの壁に映えるビンテージ家具。どこを切り取っても絵になる空間美と、丁寧に入れられた一杯のコーヒー。地元住民が「本当は秘密にしておきたい」と口をそろえる名店たちは、別府の夜の奥行きをより一層深いものにしている。