この構造改革の核となったのが、メンバー5人が連名で立ち上げた「株式会社嵐」の存在である。従来であれば大手プロダクションに全面委任していたグループの権利管理やブランディングを、自ら出資した新会社が主体となって管轄する仕組みへとシフトした。これにより、グループの活動方針や企画の発案権は完全にメンバー側に主導権が移ることとなった。
一方で、実務面や現場のオペレーションにおいては STARTO ENTERPRISE とのエージェント契約を締結する合理的な判断を下している。完全に過去との絆を断ち切るのではなく、ノウハウを持つパートナーとして企業間契約を結ぶ形式だ。独立した主体として自立しながらも、必要なインフラを活用するこのモデルは、エージェント制が浸透しつつある現代のエンターテインメントビジネスにおける先進的な実例となった。