アニメ第26話(第1期最終話)で描かれ、ファンの間で「無惨のパワハラ会議」としてSNSやネット掲示板を席巻した下弦の鬼解体シーンは、本作における鬼舞辻無惨の絶対的な理不尽さと独裁性を決定づけた名場面です。
下弦の伍・累が倒されたことを受け、無惨は女性の姿で下弦の鬼たちを無限城に招集。「なぜ下弦の鬼はそれほどまでに弱いのか」「何十回となく柱に殺されている」と詰問し、鬼たちの思考を完全に読み取った上で次々と処刑していきました。
当時の処刑順と無惨の理不尽な論理は以下の通りです。
- 下弦の陸・釜鵺(CV: KENN):「そんなことを言われても」と心の中で言い訳を思った瞬間に無惨に思考を読まれ、即座に捕食・惨殺される。
- 下弦の肆・零余子(CV: 植田佳奈):「柱と戦っても逃げ出さない」と弁明したものの、「私の言うことを否定するのか」と激怒され処刑。
- 下弦の参・病葉(CV: 保志総一朗):勝ち目がないと判断して逃亡を図るが、一瞬で首を刎ねられて絶命。
- 下弦の弐・轆轤(CV: 楠大典):「血を分けていただければ必ず強くなる」と懇願するが、「なぜ私が貴様の指図を受けねばならんのか」と拒絶され惨殺。
- 下弦の壱・魘夢(CV: 平川大輔):仲間が惨殺される恐怖の中で「他の鬼の断末魔が聞けて夢心地」と歪んだ恍惚を見せたことで無惨に気に入られ、唯一血を分け与えられて生存。
報道関係者やアニメ批評家の間でも、「わずか数分の登場人物に主役級の超豪華声優陣を惜しげもなく配役し、一瞬で退場させるというufotableの規格外の演出手法」として大きな話題を呼びました。この容赦ない粛清劇によって、視聴者に「無惨の絶対的恐怖」と「上弦の鬼の格の違い」を強烈に植え付ける構造的役割を果たしました。