Q1:犯人の鹿嶋学は、なぜ14年間も逮捕されず逃げ延びることができたのですか?
A1:最大の理由は、鹿嶋にそれまで前科・犯罪歴がなく、警察の指紋・DNAデータベースにデータが登録されていなかったためです。また、犯行現場となった廿日市市から離れた山口県宇部市で普通の会社員(土木作業員)として目立たずに生活しており、被害者とも一切の接点がなかったことから、交友関係の洗出し捜査からも浮上しませんでした。
Q2:被害者の北口聡美さんと犯人に、SNSやネットを通じた接点はなかったのですか?
A2:一切ありませんでした。2004年当時のスマートフォンのない時代背景もあり、鹿嶋学は白昼バイクで街を徘徊中にたまたま下校途中だった聡美さんを目撃し、その場で見知らぬまま尾行して侵入した「完全な通り魔・突発的犯行」であることが捜査と裁判で立証されています。
Q3:鹿嶋学受刑者が今後、仮釈放によって社会復帰する可能性はあるのでしょうか?
A3:可能性は限りなくゼロに近いとみられています。現行の法務省基準では無期懲役囚の仮釈放審査は極めて厳格化されており、凶悪重大事件での仮釈放は年々激減しています。加えて、遺族側が仮釈放に絶対反対の意見書を提出し続けているため、仮釈放が認められず獄死(終身収監)に至るケースが標準的となっています。