長年、大田区および東京都の最重要交通施策として議論されてきた新空港線(通称:蒲蒲線)計画が、着実な前進を見せています。このプロジェクトは、東急多摩川線の矢口渡駅から蒲田駅を経て、京急蒲田駅の地下へと新線を建設し、東急東横線・東京メトロ副都心線方面からの直通列車を羽田空港方面へと結びつける大規模構想です。
東急線(狭軌:1067mm)と京急線(標準軌:1435mm)のレール幅(軌間)の違いという物理的課題に対し、現行計画では第1期区間として「東急多摩川線矢口渡駅〜京急蒲田駅地下駅」を整備し、京急蒲田駅地下で同一ホームまたはスムーズな階層移動による乗り換えを実現させる方式が有力視されています。
新空港線の整備完了により、渋谷・新宿・池袋や埼玉県方面から羽田空港へのアクセス時間が劇的に短縮されるだけでなく、京急蒲田駅は「地上3層の高架駅」に加えて「広大な地下ターミナル」を併せ持つ、文字通りのメガハブ要塞へとさらなる変貌を遂げる見込みです。