山梨を移動するドライバーや旅行者にとって、移動ルートの気象状況は運行スケジュールを左右する死活問題です。特に笹子峠を越える中央自動車道や、山中湖・御殿場方面へ抜ける東富士五湖道路は、わずかな天候の崩れが大規模な規制へ直結します。
現場を頻繁に往来する中距離トラックドライバーは、取材に対して次のように現場のリアルを語っています。「東京側が穏やかな曇り空でも、笹子トンネルを抜けた瞬間に視界数十メートルの濃霧や豪雨に突入することは日常茶飯事。トンネル手前の電光掲示板に表示される山梨県の道路気象情報と高速道路への影響は絶対に読み飛ばしてはいけない」と警鐘を鳴らします。
雨天時や季節の変わり目の寒気流入時には、路面温度の低下によるスリップ事故が多発し、速度規制(50km/h規制)やチェーン規制が早期に発令される傾向にあります。リアルタイムでスマートフォン等から山梨県の雨雲レーダーの現在の推移を確認し、雨雲の隙間を縫うように移動計画を調整することが推奨されます。また、大雨警報や濃霧注意報など、山梨県の警報・注意報の最新情報が県土交通省や日本道路交通情報センター(JATIS)から出されていないか、インターチェンジ進入前の確認を習慣化してください。