ヤンマースタジアム長居は都会のオアシスである広大な「長居公園」の敷地内に位置しています。すり鉢状のオープンエア構造であることから、公演中の重低音やバンドサウンド、歓声が公園の広場や外周通路にまでダイナミックに響き渡ることで知られています。
SNSやファンのコミュニティでは「チケットが取れなかったけれど公園の芝生エリアで音漏れを聴きながら雰囲気を楽しんだ」という体験談が散見されます。しかし、近年は近隣住民の生活環境保護および雑踏事故防止の観点から、スタジアム周辺の警備体制が大幅に強化されています。会場外周の滞留禁止エリアが広範囲に設定され、係員による定期的な移動巡回やスピーカーによる誘導が行われているため、外周での長時間の居座りは推奨されません。
一方、スタジアム内部の音響特性については、屋外特有の抜けの良さがある反面、スタンド席の端や上層コーナー付近では「音が反響してわずかに遅れて聴こえる(ディレイ現象)」や「風向きによってボーカルの音圧が変動する」といった野外ならではの現象が生じます。これらも含めて「その日、その瞬間しか味わえない野外フェスのような一体感」として楽しむ心のゆとりが、スタジアム参戦の醍醐味です。