コストコの大容量肉や魚の小分け保存において、プレスンシールは真価を発揮します。しかし、加熱処理に関するルールを誤るとシートが溶け出す原因になります。
肉・魚の冷凍保存と解凍のコツ
大容量パックのお肉や魚を保存する際は、2枚のプレスンシールの間に食材を挟み込む「サンドイッチ密閉法」が推奨されます。
台の上に接着面を上にして1枚敷き、間隔を空けてお肉を配置します。その上からもう1枚を接着面を下にして被せ、食材の周りの空気を外へ押し出しながら指でしっかりと貼り合わせます。食材ごとの境界線をハサミで切り離せば、個包装の「擬似真空パック」が完成します。空気との接触を最小限に抑えることで、冷凍焼けやドリップの流出、酸化による変色を大幅に防ぐことが可能です。
電子レンジ使用時の注意点と安全性
最も注意すべきは耐熱温度が100℃である点です。一般的な電子レンジ加熱では、油分を含む食品(カレー、肉の脂身、揚げ物など)は一瞬で100℃を超え、140℃〜180℃近くまで達します。この状態でプレスンシールを密着させていると、シートが破れる、または溶けて食材に付着する危険性があります。
電子レンジで使用する際は、以下のルールを徹底してください。
・「解凍モード(200W〜300W)」のみで使用する(通常温めや高出力加熱は不可)。
・破裂を防ぐため、必ず端を少しめくって蒸気の逃げ道(蒸気口)を作る。
・油分の多い食品を温める場合は、プレスンシールを剥がして別の耐熱容器に移し替える。
なお、粘着成分の安全性については、米国食品医薬品局(FDA)の安全基準を満たしたポリエチレンおよび食品添加物グレードの成分で作られており、人体に有害な可塑剤やBPA(ビスフェノールA)は含まれていません。正しく使用する限りにおいて毒性や危険性の心配はありません。