SNSや掲示板では「オリックス対ロッテは投手戦になりやすい」「観客動員が伸び悩んでいる」といったステレオタイプな声が散見される。しかし、実データはその認識を覆す。
2026年の対戦では、両軍合わせて毎試合平均7.4得点が動いており、ロースコアの投手戦よりも中盤以降に打線が爆発するパターンが多い。また、観客動員数は平日でも2万5000人を下回ることが少なく、収容率はリーグ上位に位置する。ネット上の「地味なカード」という印象は、過去の固定観念に引きずられた誤解だ。
もう一つの盲点は、ロッテの盗塁成功数が対オリックス戦に限ってリーグ平均を大きく上回ること。捕手の送球技術が高いと評されるオリックスでも、ロッテの走塁は「初球から仕掛ける」ため、バッテリーに心理的圧力がかかる。ハイライト動画では映らない「投球間の駆け引き」こそ、このカードの最深部にある面白さだ。