大食いファイターたちの聖地とも化している晦日そばにおいて、ファンの間で伝説として語り継がれているのが「全店舗最高記録89枚」という金字塔です。「サガミ晦日そば歴代何段まで食べられたのか」という疑問に対し、現場の挑戦記録や大食いYouTuberの体当たり検証企画において常にターゲットとして立ちはだかるのが、この89枚という途方もない数字です。
サガミのざるそばは、1段あたりおよそ160g前後盛られています。単純計算で89段を食べ切った場合、総重量は約14.24kgに達します。これにつゆや薬味の水分、初回提供の天ぷら盛り合わせを含めると15kgを優に超える計算となり、一般的な胃袋の許容量を遥かに超越した神話級の数値であることが分かります。
かつて開催されていた時間無制限に近い環境や、店舗イベント時の特別対応によって打ち立てられたこの記録に対し、近年主流となっている時間管理ルール下でも驚くべき記録が生まれています。SNSやファンのコミュニティで大きな反響を呼んだのが、多部田ねる氏が樹立した「90分制・42段」という大記録です。42段でも純粋なそばの重量だけで6.72kg、つゆや天ぷらを合わせれば7kgオーバーという凄まじい質量であり、冷たいそば特有の「喉越しの抵抗」や「顎への負担」をものともしないスピード完食として、公式記録に近い扱いで称賛されています。
各店舗でも定期的に「晦日そば記録更新のお知らせ」として店内の歴代トップが張り出されており、店舗ごとのトップは30〜40段台に集中しています。つまり、ネットで囁かれる「80段超え」の噂は決して都市伝説ではなく、過去に実在した規格外のフードファイターが刻んだ歴史的数値であり、現代のタイムアタック形式における実質的な頂点は40〜50段前後に位置しているのが現場のリアルな姿です。