ネット掲示板やSNSでは、数年おきに「鳥栖の商業エリアにラウワンができるらしい」「佐賀駅周辺の再開発で複合アミューズメントが誘致されるのではないか」といった佐賀 ラウンドワン 復活 噂がまことしやかに囁かれます。とりわけ2023年以降、SAGAサンライズパークやSAGAアリーナが誕生し、県内外から大規模な交流人口が流入するようになったことで、再進出への期待値は一段と跳ね上がりました。
しかし、エンターテインメントビジネスの客観的視線から分析すると、ラウンドワン佐賀 再出店 可能性は現段階において極めて低いと言わざるを得ません。その根拠として、現在のラウンドワンが掲げる出店モデルの激変が挙げられます。
2020年代以降のラウンドワンは、国内展開において「ギガクレーンゲームスタジアム」をはじめとするクレーンゲーム特化型へのフロア改装や、大都市圏・インバウンド需要の旺盛な旗艦店への大型投資に傾斜しています。さらに経営の主軸は、驚異的な利益率を叩き出しているアメリカ市場などのグローバル展開へとシフトしています。人口規模や商圏の広がりを考慮した際、人口約80万人の佐賀県内において、新規に数十億円規模の設備投資を行い、スポッチャを内包するスタジアム型店舗をゼロから建設・運営する事業リスクは、経営合理性の観点から極めて正当化しにくいのが冷徹な現実です。