園内最大のハイライトである潮干狩りは、例年4月中旬から5月下旬にかけての限定期間で開催されます。2026年シーズンも潮の干満差が大きくなる大潮から中潮の特定日のみ開場され、毎日開催されているわけではない点に最初の注意が必要です。公園公式の「潮干狩り開催日時・潮見表」カレンダーの事前確認は欠かせません。
潮干狩りで十分な成果を上げる黄金則は、「干潮時刻の約2時間前に現地へ到着し、引き潮の波打ち際を追うように掘り進めること」です。干潮のピークを過ぎると潮が満ち始めるため、作業可能な実質時間は2時間半程度に限られます。現地でバタバタと準備をしていては、アサリの生息層に到達する前にタイムアップを迎えてしまいます。
チケットの入手方法も以前と大きく様変わりしました。過度な過密を避ける目的から、大手コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソンなど)の端末で購入する「日付指定の前売り利用券」が基本線となっています。土日祝日やゴールデンウィーク期間は前売り段階で発券上限に達することが常態化しており、「当日現地で入場券を買えばいい」という考えは致命的なリスクを伴います。必ず来園予定日の数週間前から端末をチェックし、チケットを確保する手順を踏んでください。
採集した貝の持ち帰り制限にも注意を払う必要があります。入場料とは別に、持ち帰る貝の重量に応じた計量精算(100g単位で規定料金)が課せられます。また、資源保護の観点から殻長2.5cm以下の稚貝は採取が禁じられており、計量所での厳しいチェックでリリースを求められる場面も珍しくありません。肉厚で美味として知られるホンビノス貝も三番瀬の名物ですが、重量がかさむため、過剰に掘りすぎると出口での精算額が跳ね上がる点には留意してください。