セルフケアの試みにもかかわらず苦痛が軽減しない場合、それは個人の努力の領域を超えています。専門医療機関である心療内科や精神科へアクセスすべき客観的な心療内科受診の目安は以下の通りです。
- 期間の基準:「朝起きられない」「涙が止まらない」「食欲が全くない、または過食が止まらない」状態が連続して2週間以上続いている。
- 機能障害の基準:仕事のミスが極端に増え業務を遂行できない、入浴や歯磨きといった基本的な身辺自立ができなくなっている。
- 思考の異常:「消えてしまいたい」「自分がいない方が周囲のためになる」といった希死念慮や自己否定感が頭から離れない。
現在、全国的にメンタルクリニックの需要は高く、初診予約が数週間から1か月先になるケースも珍しくありません。「まだ大丈夫かもしれない」と迷っている段階で、まずは初診枠を確保しておくことが自衛につながります。予約日までに症状が軽快した場合は、キャンセルしても問題ありません。
今夜を乗り切るのが辛い、病院に行くハードルが高いという場合は、国や自治体が設置している公的メンタル相談窓口に匿名で助けを求めてください。守秘義務のもと、専門の相談員が24時間体制で対応しています。
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556(対応時間は自治体により異なる/最寄りの公的な相談機関に接続)
- よりそいホットライン(一般社団法人社会的包摂サポートセンター):0120-279-338(通話料無料・24時間通話対応、岩手・宮城・福島からは0120-279-226)
- まもろうよ こころ(厚生労働省ウェブサイト):電話だけでなく、LINEやチャットによるSNS相談窓口一覧が掲載されており、通話が困難な環境でもテキストで即時相談が可能。