葬祭関連の調査データや大手葬儀社各社の公表資料によると、四十九日法要のお布施相場は3万円〜5万円程度が最も一般的な目安とされています。基準の考え方として広く浸透しているのが「葬儀の際に僧侶へ渡したお布施の約10〜20%」という計算式です。例えば、葬儀のお布施が30万円であった場合、その1〜2割にあたる3万〜6万円が法要お布施の妥当な範囲となります。
ただし、四十九日当日に執り行う儀礼の内容によって、準備すべき現金の総額は変動します。法要と同時に「納骨式」や「本位牌の開眼供養(魂入れ)」を併せて行うケースでは、それぞれにお布施を加算するのが現場の実務慣習です。
仮に法要、納骨、開眼供養を同一日に行い、僧侶が会食を辞退されたケースでは、合計で6万円〜10万円前後が総予算の着地点となります。お布施以外の「御車代」や「御膳料」は、読経のお布施とは別の小袋にそれぞれ包んで差し出すのが正式な作法です。